武器も装備もありません

30代女バツイチ独身。学力も恋愛スキル、純粋な心も持っていません。寂しいようなそうでもないようなどうでもいいようなそんな日常。5月からダイエット始めました。ゆるく日常漫画も始めました。

今思い返しても不思議な占いを体験した話。

今週のお題「激レア体験」

20代の頃初めて占いに行った時の話です。

当時恋愛が上手くいかずボロボロだったA子。占いにハマってたB子。私の3人でお店を訪れました。

 

ちょっと古びた小さな暗いお店でした。占い師さんは1人で見た感じ40代後半くらいの女性で上から下まで真っ黒な服装でした。

髪の毛も黒く長く体は華奢です。そんな姿がどこか妖艶でまるで魔女のようでした。

 

その日の占いのメインはA子でした。A子は当時恋愛で上手くいかず酷く傷ついていました。B子が占い師さんに軽くA子の話をしていたので占い師さんもA子メインで占いにきたことを分かっていました。

 

お店に入ってすぐ占い師さんが占う順番を決めてくれました。

そして明かりがロウソクの炎しかない薄暗い部屋で順番に占いをすることになり、私の番がやってきました。初めての占いだった為、胸が高鳴っていました。

しかし、その時の私は悩みがほとんどありませんでした。仕事も恋愛も交友関係も驚くほどうまくいっていました。何も言わなくても現状が上手くいっているのは占い師さんにもお見通しでした。

 

20代のピチピチ女子…悩みがなくても恋愛のことは聞きたくなるものです。ドキドキしながら占ってもらったのですが、

 

「彼との相性は、悪くはない。ただ彼はとってもいい子だけど足りない子なの、彼にあなたは勿体ない。」と言われました。

 

「あなたに彼は勿体ないわ。」なんて昔の漫画で意地悪女が言うようなセリフの逆バージョンでした。

 

単純でバカな私はもしかしたら私はちょっといい女なのかもしれないと一瞬思いました。占い代と引き換えにちょっと変な自身を持って帰ることになりました。

 

いい体験になった占いですが引っかかったことがあります。

それは、占いの順番が他の2人は最初か二番目か選べたのに私だけ一番最後と決められたこと。

そして3人の中で一番占いの時間が長かったこと。

帰り際に占い師さんは、一番悩んでいたA子ではなく私に「連絡先は聞かないけど、何かあったらB子経由でもいいから連絡してきていいからね」と言ったこと。

 

そして私の現状は自己紹介の通りです。まぁ…ズタボロです。本当に辛かった。辛いからこそこれをバネにしようと思っています。同じような境遇の人の目に留まるといいなと思っているのでネタにできる範囲で書きたいと思います。占いの話の後日談もそのうち…。

 

さて占い師さんが帰り際言った言葉はただの客商売だったのでしょうか。

占い師さんは一体どこまで見えてたのでしょうか…。

 

ちょっと不思議な「激レア体験」です。